このビッグアイランドは他の島に比べれば豪雨は少ないようだけれど、最大の人口を持つヒロ
そこから島の東側パーカー牧場があるワイメア辺りは相当な雨に見舞われている
折角の春休みを利用した日本からの観光客の皆さんはお気の毒だ
ラナイに2台のカメラを構えて覗くファインダーは実に楽しいものだ
一度たりとも同じ被写体はない!
ゲストが居てもこの時間だけはカメラマンの占用時間である
撮影場所
KAULANA307 ラナイより
カメラ CANON 20D
レンズCANON ZOOM 170〜200mm F2.8
F 22 オート PLフイルター
然し、ここコナの海岸だけはそういう豪雨にも見舞われす救われている
コナの町の真上に位置するファラライ山は毎日毎日雨が降ってはいるが、海岸近くは夜間に降り、昼間は曇りとい
う状態が続いているので、ゴルフには最高のコンデーションである
早速雨に濡れたラナイにカメラを持ち出してサンセットを狙った
雨上がりで風も強かったせいで水平線に太陽を覆う薄雲が無く水平線に隠れるまで太陽は真っ白のままサンセットを迎えた
水平線辺りに掛かる雲の状態で太陽の色彩が黄色、真紅、ピンクに変るが今日は純白のサンセットだった
この環境ではスッキリとしたサンセットは撮影することが出来ないのが残念だ
然し今までだったら狙わないような被写体が姿を見せてくれる
一見暗い!暗い!サンセットでは有るがまた一味違った映像も面白いような気がする
カメラ CANON 20D
レンズSHIGUMA ZOOM
500mm F5〜6.3
撮影 F22オート PLフイルター
それにあわせてカメラも移動しなくてはならない1月の初めはサンセットは、ラナイの最左端に沈んでいたが、3月の終わり頃
になるとラナイの最右端に沈むカメラをラナイの右端からだんだんと左端へと移動しながら撮影することになる
水平線を遮る椰子の葉は被写体のアクセサリーになってくれるが、その間を太陽は沈んでいく
それにあわせてカメラも移動しなくてはならない
その日によってサンセットの色彩が変わる
真紅に輝く日もあればピンクに染まる日もある
下の写真のようにハワイ独特と思えるグリーン(ブルー)に彩られる日もある
それをハワイの写真家はグリーンサンセットと呼ぶ
コナでも北部のワイメアは雨が多い
そのあとには虹が燃える
海岸線から見る4205メートルのマウナケア山頂の天文観測所群